ごあいさつ

 

ご 挨 拶

会長 松 井 直 也

 新緑が眩しい季節となりました。日頃より皆様には、弊会の活動にご理解とご支援を賜り、心より感謝申し上げます。

 ゴールデンウイークでは各地でさまざまなくベントが行われ、多くの人出がありました。私の地元広島でもフラワーフェスティバルが5月3日から3日間開催され、天候にも恵まれて170万人余りの来場者があったとのことです。

 日本の人口は昨年の数値で約1億2380万人となっており、14年連続で減少しています。外国人を除く日本人は約89万人減という状況です。このように、労働力不足そして高齢化に対応すべく、海運業界や港湾業界でも既に多くの取組がなされています。船舶の自動運航もその一つで、海運会社はもとより異業種の企業や団体が先進的な技術を駆使して遠隔操縦や自律運航、最終的には完全自律運航をめざして実証実験を重ねています。

 自動運航は省人化や安全性の向上など多くのメリットがある一方で、既存の法令との問題、保険制度、港湾設備との連携など解決しなければならない課題もあります。

 弊会としましてもこのような動向を的確に捉え、法令改正の情報収集に努めるとともに、実務に生かせる研修なども行って参りたいと思います。

 引続き、ご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。